メニュートップ
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精密鍛造金型のトップメーカーである当社は、創業以来培ってきた高度な技術を駆使して、それぞれのお客様の要望・用途に最適なソリューションとして提供しています。業界で圧倒的な強みを持つ冷間鍛造はもとより、温間・熱間鍛造、さらに他分野である板鍛造や粉末成形なども含めた最適な工法のご提案により、部品のネットシェイプ化を実現します。
常温で成形する冷間鍛造は、成形圧力が高いため、金型への負荷も加工難易度も高くなりますが、高精度・高強度を実現し、省資源、省エネルギーに貢献するとともに、生産効率も大幅に向上できます。今後、部品製造の高度化、複雑化、多様化の進展が予想されるなか、ニチダイはあらゆる成形品のネットシェイプ化 ※1を目指しています。
※1:切削加工なしに完成品形状に成形
切削加工との比較
切削加工 | 冷間鍛造 (ネットシェイプ) |
メリット | |
---|---|---|---|
生産性 | △ | ◎ | 加工スピードが速く、生産性が高い。 |
材料歩留まり | △ | ◎ | 材料の歩留まりが高い。 |
製品強度 | △ | ◎ | 金属繊維の繋がりと加工硬化により、製品強度が向上。 |
加工精度 | 〇 | 〇 | 高精度によるネットシェイプの実現。 |
鍛造温度による分類
冷間鍛造 | 温間鍛造 | 熱間鍛造 | |
---|---|---|---|
特徴 | 常温(もしくは室温に近い状態)で行う鍛造。 | 材料を加熱して再結晶温度以下の温度範囲で行う鍛造。 | 材料を加熱して再結晶温度以上の温度範囲で行う鍛造。 |
鍛造温度 ※1 | 常温(室温) | 600℃~850℃ | 1100~1250℃ |
鍛造荷重 | 高い | 中 | 低い |
寸法精度 | ◎ | 〇 | △ |
表面状態 | ◎ | 〇 | △ |
※1:スチール
ニチダイのネットシェイプ技術は多種多様な精密鍛造品の開発に貢献します。
クロスジョイント
<成形条件>
材質:SCr420H
成形速度:17~20SPM
温度:室温
使用プレス:機械
プレス
<ポイント>
インナーレース
<成形条件>
材質:SCr420H
成形速度:17SPM
温度:室温
使用プレス:機械
プレス
<ポイント>
ハイポイドピニオンギヤ
<成形条件>
材質:SCr420H
成形速度:20mm/sec
温度:800℃
使用プレス:油圧複動
プレス
<ポイント>
ベベルギヤ
<成形条件>
材質:SCM420H
成形速度:17~20SPM
温度:室温
使用プレス:機械
プレス
<ポイント>
ヘリカルギヤ
<成形条件>
材質:SCr420H
成形速度:20mm/sec
温度:室温
使用プレス:油圧複動
プレス
<ポイント>
スクロール
<成形条件>
材質:アルミ合金
成形速度:17SPM
温度:420℃
使用プレス:機械
プレス
<ポイント>